はじめに

研究室のPCが与えられ、OSがUbuntuでした。Ubuntuでデフォルトで使えるキーバンドをカスタマイズしたので方法をまとめておきます。変更したキーバインドは以下のようです。

  1. 変換、無変換で日本語、英語を切り替える
  2. emacs流のキーバインド(→,↓,←,↑,backspace,delete,home,end)
  3. CtrlAltを入れ替える。

受け取った際、Mozcはすでにインストールされていました。追加でインストールしたのは、以下のソフトウェアです。autokey-gtkについては、aptでインストールされるものは古いので、GitHubのリーリスにあるものをインストールした方がいいというブログもありましたが、aptでインストールされるものとバージョンは同じだったので、aptでインストールを行いました。

1$ sudo apt install gnome-tweak-tool autokey-gtk dconf-editor

カスタマイズ!

変換、無変換で日本語、英語を切り替える

これはMozcの設定で行いました。Mozcの設定を開き、henkan,muhenkanの枠をそれぞれ、IMEの有効化,IMEの無効化に設定します。Ubuntu18.04にて、半角 / 全角の切り替えをMac風に行なう方法と同じように行いました。

emacs流のキーバインド

emacs流のキーバインドを設定したのは、macを使っていたため、単に慣れていることと、CapsLockを押してしまい、入力設定が変化してしまうため、イライラしていたためです。
これを行うために、autokeyGitHubをインストールしました。x11環境向けに開発されているようでwaylandの環境では100%は動作しないようです。Ubuntu21.04からはwaylandがデフォルトになるようなのでwaylandでも使えるツールあるといいのですが、探したところ見つかりませんでした。autokeyをインストールしてからの設定はLinuxでMacっぽくCmd,Ctrlキーを使い分けるを参考にしました。しかし、hyper(CapsLock)+Pでウインドウの設定が起動してしまうため、このショートカットを無効にしました。この方法はstackoverflowにズバリな質問がありました。設定を行った後、再起動したところ反映されました。

CtrlAltを入れ替える

Tweakで行いました。Keyboard & Mouse > Additional Layout Optionsから、Caps Lock behaviorを Make additional Hyperに Ctrl positionSwap Left Alt with Left Ctrlに設定

Reference

上の文中であげさせていただきました。先人たちの知見に感謝します。